滝川千依 仏教用語入りズボンで成績アップ

 【第53回】滝川千依(22)=埼玉・116期=

 いつも愛嬌(あいきょう)たっぷりの滝川。しかし乗艇ズボンには「邪見驕慢悪衆生(じゃけんきょうまんあくしゅじょう)」と何やら不思議な文字が刻まれている。仏教用語で「自分の愚かなところを見つめ直し、常に謙虚でありなさい」と言う意味で、かわいい系の彼女からすれば、インパクト十分。ピットでも一瞬目が止まってしまうほどだ。

 「ある先輩がはいていて、かっこいいなあと思って。自分は書道をやっていたので、字体も好きな感じだったので、使わせてもらおうと思い、お願いしました」と一目ぼれだったようだ。

 昨年12月に、この乗艇ズボンをはいてからは、成績も上がってきており「いい言葉だし、すごく響きますね。レースでも何か集中できるようになったし、しっかりと走れているレースも増えてきて、内容も良くなってきていると思う。この言葉のおかげで自分が成長できたと思います」と感謝の気持ちを込めた。

 今年は飛躍の年となりそうな滝川。「この言葉を胸に焦らず着実にもっともっと頑張って行きたい。そしてA級に早く上がれることを目標に頑張ります」とこれからの活躍を誓った。

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