高田ひかる 強いものに憧れライオン顔ヘルメット
【第15回】高田ひかる(22)=三重・113期=
昨年11月に地元・津のオールレディースでデビュー初優出を果たした高田。優勝戦では最後に転覆してしまったが、道中は優勝した浅田千亜希とデッドヒートを繰り広げて全国のファンに猛アピールした。「あの時はこんなチャンスは次にいつあるか分からないので、1着じゃなければどうでもいいと思って走ってました。転覆で迷惑をかけましたが、やり切った感はあります。自信にもなりました」と胸を張る。
その高田が使用するヘルメットのシンボルマークはライオン。「ライオンみたいに強いものが好き。いろいろ考えて発注する3時間前に、やっと画像を見つけました」と土壇場まで悩みに悩んで決めたようだ。
その出来栄えには「私が頼んだものと違う形だけどいい方に出ました。ライオンがすごくかっこよすぎて気に入ってます」とドヤ顔。ただ「凶暴なイメージを醸し出しているんですけど、シールドを上げると“ひよこ”みたいな私の顔が出てくる。拍子抜けするって先輩方にはからかわれています」と苦笑い。
最後に意気込みを聞くと「先頭をたくさん走って、テレビにヘルメットが映るようにするのでみんな見て下さい」とライオンに負けない走りを約束してくれた。