【ボート】菊地S力駆使してリズム修正
「赤城雷神杯・G1」(10日開幕、桐生)
ボートレース桐生の開設58周年記念「G1・赤城雷神杯」は10日から6日間の日程で開催される。地元・群馬からは山崎智也、毒島誠の“両雄”が迎え撃つ。他地区からも桐生での実績が光る瓜生正義(福岡)、中島孝平(福井)、賞金ランク1位の菊地孝平(静岡)など強豪がそろう。
菊地は今年6月のオールスター(福岡)で4年11カ月ぶりにSG制覇を成し遂げた。その余勢を駆って、6月の地元・浜名湖でのグランドチャンピオンを優勝してSG連覇。賞金ランク1位を快走している。
今の菊地には掲げているテーマがある。「淡々と、目の前のことをこなす」。なかなか結果が出せずに焦るときもあったが、このテーマで集中することができた。そして結果も残すことができた。
8月の浜名湖でFを切ってしまい、SGメモリアルでは予選突破はならなかった。ややトーンダウンしているが、そろそろリズム修正を図りたいところ。桐生は昨年6月の周年記念以来の登場。持ち前のS力を駆使して、目の前のレースに集中していく。