【ボート】クラシックカウントダウン5

 「ボートレースクラシック・SG」(18日開幕、尼崎)

 平和島で行われた第37回(02年)は、ボートレースの競技としてのカラーが最大限に出た大会だった。この時の平和島には断トツのエース機があり、これを引き当てた野沢大二がSG初制覇。優勝戦でも、風速15メートルというとんでもない追い風の中、4カドからまくり一撃で制した。

 このエンジンは使用納めまで2連対率60%超という破格の成績を残した。「伝説の36号機」として後世に語り継がれ、平和島でもしばらくの間、観客席に展示されていた。

 その野沢が、約10年ぶりにSGに帰ってくる。最後に出たSGが03年賞金王シリーズだが、それまでは20回連続でSGに参戦していた。SG制覇後は適用勝率7点を超すこともあったが、A2降格も2度あって安定感を欠いた。久々に登場する大舞台での活躍はもちろんだが、「伝説の36号機」に匹敵するエンジンが出てくるかどうかも注目したい。

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