【ボート】田中信一郎が宮島通算V7~前田滉のV機をノーハンマーで乗りこなし通算V103に~
「BOATRACE振興会会長賞」(13日、宮島)
5日間開催の宮島ボート「BOATRACE振興会会長賞」は13日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が争われた。予選1位、準優、優勝戦で完璧な逃げを決めた田中信一郎(53)=大阪・69期・A1=が貫禄の違いを見せつけシリーズを制覇。20年1月以来の地元優出を果たした東潤樹(広島)が2着、3着に今村暢孝(福岡)が続き、人気の田中から1万1520円の3連単万舟券で決着。3コースの森野正弘(山口)は1周1M手前でバランスを崩し、西野翔太(広島)と接触。森野(不良航法)は4着、小坂宗司(大阪)が5着、西野は6着に終わった。
気象条件の変化に対応するためペラ調整に励む選手が大多数を占める中、田中は「ノーハンマーで行く」と前検日に決断。前節・前田滉が優勝した60号機をノータッチで乗りこなし、全24場制覇を達成した7月福岡に続く今年3回目の優勝を勝ち取った。優勝パレードではスタンドから祝福の声が飛び交い「信一郎さん、おめでとうございます」と若いファンは敬意を表して丁寧にお祝い。田中は最後まで手を振り大声援に応えた。
宮島で7回目の優勝を飾った田中は「前回のリベンジができて良かった。ずっと頭にそれがあったからね」と安堵(あんど)の表情。優勝戦1号艇で2着に終わった昨年12月の借りを返した今大会。「早くおいしいビールが飲みたい」と爽やかな笑顔で宮島を後にした。
