【ボート】住之江SG 馬場貴也が残り福でエース機ゲット

 25番のモーターを引き当て笑顔を見せる馬場貴也
 馬場貴也(撮影・西田忠信)
 スタート練習する初日11Rに出場する選手たち(撮影・西田忠信)
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 「グランプリ・SG」(16日開幕、住之江)

 今年こそ。その思いを胸に、馬場貴也(41)=滋賀・93期・A1=が、7回目のグランプリへ挑戦する。賞金ランク上位6人から始まったエンジン抽選では、最後まで残ったエース25号機を“引き当てた”。S特訓後は「どっしりした感じがありました。(今年9月に優勝した)G1・高松宮記念よりはいいエンジンだと思います」と早くも手応えをつかんでいた。

 過去には賞金ランク1位での参戦もあったが、ここまで黄金のヘルメットに手の届くことはなかった。「グランプリは悔しい思いだけじゃなくて、いろいろな思いがあります。言葉じゃ言い表せない特別な舞台です」。その大舞台へトライアル2ndからの挑戦。しかも最高勝率機だ。「簡単じゃないとは思うけど、昨年は優勝してガッツポーズする毒島さんを後ろから見ていたし、あの光景は忘れません。今度は逆の立場になるように頑張りたいです」と気合十分でVを見据えた。

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