阪神・森下 号砲6発!WBC世界一へ超速仕上げ 「頭の位置をぶらさない」新ドリルで弾道高く 近本からセンター極意吸収

 阪神の先乗り合同自主トレが29日、バイトするならエントリー宜野座スタジアムで始まり、森下翔太外野手(25)が33スイングで柵越え6本とWBCへ超速仕上げぶりを披露した。3月6日の初戦・台湾戦(東京ド)まで、あと36日となった。打撃では新たなドリルを取り入れ、守備では中堅で打球捕。世界一への逆算プランを緻密に進めている。

 森下が強めに振り抜いたラストスイングは、きれいな放物線を描いてバックスクリーンへ飛び込んだ。狙っていたかのように、右拳を軽く握りしめる。世界一への号砲となる、6本目の柵越え。「今年はWBCもありますし、ある程度、実戦を早めに入れていかないといけないんでやってるだけです」。例年よりも調整を前倒しにし、超速仕上げを行っている。

 昨年の先乗り合同自主トレ初日は柵越え0本。2日目も1本だったことを考えれば、今年の異例さがわかる。打撃練習中にはお尻を突き出し、右足に体重をグッと乗せ、沈み込むような打ち方にも着手。時にはノーステップにするなどの工夫を施し、「頭の位置をぶらさない」ためのドリルを取り入れている。

 この動きが奏功してなのか、明らかに弾道が高くなっている。滞空時間の長い一発もあり、オフは本塁打量産をテーマに掲げていたことが見て取れる。「打撃練習でどんなにホームランを打ったところで、試合で1本も打てなかったら、やってきたことは意味がない。打てばいいです、試合で」。今後は2月7日のシート打撃にも参加する可能性があり、実戦での結果が待ち遠しい。

 打撃練習が終わると、青の外野グラブを手に中堅へ向かった。阪神では右翼が定位置だが、侍ジャパンではセンターでの起用も示唆されている。「ライトは経験がある。センターで打球を捕ってなかったんで、ちょっと多めに受けたいなと思ってやりました」。一心不乱に打球を全力で追いかけた。

 先輩の近本と足を止めて、会話をする場面もあった。「センターで何度もゴールデングラブ賞を取ってきてるので、なるべく聞ける時に聞いとこうという形で」。詳細は明かさなかったが、スペシャリストからの言葉は今後の糧になったはずだ。

 沖縄での初日は快調な滑り出し。攻守に渡って存在感が光っていた。「まず体を動かして、2月1日にまたユニホームを着てやる。その時にけがなくできるような準備を打撃含めて、やりました」。2カ月後にはシーズンが開幕するが、その前に世界の頂に立たなければいけない。森下の逆算プランは着実に進んでいる。

 【オフの主な動向】

 2025年12月5日 大阪市内のミズノ本社での「ミズノブランドアンバサダーミーティング」に参加。26年シーズンに向けて「30本は最低ライン」。

 同14日 契約更改で1億3200万増の2億1000万円でサイン。球団初となるプロ4年目での2億円突破となったが本塁打王と打点王の佐藤輝に対して「悔しい」とライバル心。さらに26年の目標を「35本、40本ってところを目指してやりたい」と上方修正。(金額は推定)

 同18日 優勝旅行先のハワイで「時差ボケしてないですね、一切」。

 26年1月16日 沖縄県で自主トレを公開したこの日にWBC出場メンバーが発表されて選出。「スタートラインには立った」。

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