【ボート】多摩川 ターンマークが壊れるアクシデント。追突した篠原晟弥は「気づいたらターンマークが右側にありました」

 破損したターンマーク
 破損したターンマーク
 修復されたターンマーク
3枚

 「第36回日本モーターボート選手会会長賞・一般戦」(10日、多摩川)

 初日2Rでまさかのアクシデントが発生。6号艇で出場した篠原晟弥(25)=福岡・124期・B1=が6コースから1Mを差しに行くと、ターンマークに追突。ターンマークが破損し、自身も転覆失格となった。2R終了後には修復作業を20分弱行い、レースは最大30分の遅れで行われた。

 篠原はターンマークに追突した場面を振り返り「キャビっている人が居て、その水しぶきが気になったのはあったけど、いい感じで差しに行けたと思ったんです。でも、気づいたらターンマークが右側にありました。当たったのはボートの側面です。体は大丈夫でした。ある意味、歴史に残るレースになってしまいましたね」とバツが悪そうに話した。

 今節の選手代表・木下陽介(東京)は「もちろんターンマークが壊れるのなんて初めてですよ。自分は展示前だったので、周りの選手と『ターンマークないね』と話していました」と振り返った。

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