【ボート】びわこG1 上條暢嵩がイン速攻で今年2回目通算5回目のG1制覇で賞金ランク8位まで浮上

 「びわこ大賞・G1」(22日、びわこ)

 追い風4メートル。Sが難しい中で優勝戦が行われたが、1号艇の上條暢嵩(31)=大阪・110期・A1=が、インからコンマ08のSを決めて圧逃した。G1戦は4月の住之江周年以来で今年2回目となるV5。通算では29回目の優勝を飾った。2着には篠崎仁志(福岡)。激戦の3着争いは逆転で山田康二(佐賀)が入り決着した。

 F(フライング)多発に加え、準優勝戦では3レースとも1号艇が勝てないという、大波乱のシリーズだったが、優勝戦1号艇を手にした上條は、この好機を逃さなかった。イン戦をしっかりとモノにし今年2度目のG1優勝を飾った。

 進入は3対3の枠なり。「とにかくSだけ。すごく難しい」と唯一の不安を抱えながらのスリットだったが、放ったSはコンマ08。そのまま1M先マイで押し切った。「完璧なターンでした。足はすごく仕上がっていたし、負けるとしたらSだけと思っていたのでホッとしている」と満面の笑みを見せた。

 今年は4月の住之江周年以来、2回目のG1制覇となり、賞金ランキングも8位まで浮上した。それでも浮かれることはなく「まだあるのでしっかりとFをせずに最後まで走り切りたい。グランプリの2nd(獲得賞金上位6人)からの出場はみんなが目指すところ。ぼくも目指して行きたい」と残りのレースに集中し、最高の年末を迎えるために突き進んで行く。

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