【ボート】鳴門G1 菅章哉が本領のまくりで優出 地元周年制覇へ最善の策で臨む
「大渦大賞・G1」(17日、鳴門)
痛快な一撃まくりで地元周年優出を射止めた。菅章哉(37)=徳島・105期・A1=は準優12R、3カドからトップタイとなるコンマ07のS。そこからグングンと伸びて加速すると内2艇を一気にのみ込んでまくり切った。まさに真骨頂ともいえる“まくり”での勝利に「仕上がっています」と声を弾ませた。「伸びに振っている分、出足は弱い。でも行き足から伸びはトップです」。自身の生命線である伸びをここ一番の勝負どころで万全の状態に持ってきた。
優勝戦は準優と同じく赤いカポックをまとって挑む。「良かった準優のセッティングで行くのか、チルト3でまくってG1を勝つという夢もある。コース、セッティングを含めてじっくり考える」と、最善の策を練って臨む構え。どの選択をしたにせよ、頭にあるのは「地元周年で優勝すること」だけ。悲願の地元G1制覇へ全力を尽くす。




