【ボート】児島ルーキーS 畑田汰一が逃げ切り圧勝 通算10回目のV
「ルーキーシリーズ第11戦 瀬戸の若鷲決定戦」(15日、児島)
通算V9の実績は伊達じゃなかった。参加メンバーの中ではダントツの存在である畑田汰一(26)=埼玉・122期・A1=がコンマ04のトップSを決めて逃げ切り。通算10回目、今年2回目の優勝を飾った。2着には塚越海斗(群馬)、3着には砂長知輝(埼玉)が入った。
参加メンバー中でも実績は断然の畑田が、力通りのレースぶりを見せた。コンマ04のズバ抜けたSを決めると、まくり差して迫ろうとする3号艇の倉富大誠(愛知)を突き放して、堂々の逃げ切り勝ちを収めた。「スタートは少し様子を見たが、遅れる訳にはいかない」と冷静さも忘れなかった。相棒の69号機は2連対率20%台の低調機だったが、しっかり仕上げたことで結果につながった。
8月は一般戦での戦いが続くが、9月からはG1戦線が主戦場となり、同月末には若手選手にとって最高峰の大会であるプレミアムG1・ヤングダービー(9月23~28日・宮島)が控えている。「ヤングダービーは相性がいい」と期待に胸を膨らませる。ヤングダービーに限らず「そろそろG1を獲りたい」と闘志を燃やしており、さらなる高みを目指して飛躍していく。

