【オート】川口 三宅真央が準決を圧勝しデビュー初優出

 「川口市営第6回1節」(1日、川口)

 初日11Rで佐藤励(川口)を破って脚光を浴びた三宅真央(28)=山陽・36期=が、2日目8Rの準決勝戦も一気に逃げ切って圧勝。2023年2月19日に山陽でデビュー以来、2年4カ月半で初のファイナル進出を果たした。

 レースは小雨の斑走路で行われ、1番人気に推された三宅が1枠からコンマ03のトップスタートを決め、危なげなく逃げ切った。激しい2着争いは小林瑞季(川口)が制したが、三宅には23メートル離された。

 「小雨でしたが、走路は晴れの状態でした。エンジンもタイヤも初日のままです。今回は先輩からの腰周りの助言で、すごく良くなりました。2日は雨ですか?川口の雨は試走で落車した苦い経験があって、イメージは良くないですが頑張ります」と表情を引き締める。

 2日の最終日11Rに行われる優勝戦(16時35分発走)で初優出、初優勝に挑戦する三宅。良走路ならチャンスだが、苦手の雨でもエンジンパワーで克服する可能性は十分ある。

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