【ボート】まるがめSG“隠れF2”定松勇樹の連覇に黄信号 無欲の走りで予選突破なるか
「ボートレースオールスター・SG」(29日、まるがめ)
前回大会覇者の定松勇樹(24)=佐賀・125期・A1=は3日目4Rで、2コースから4着。得点率5・50で、連覇へ黄信号がともった。
3枠だった4R、1枠の菅章哉(徳島)が大外へ回ったことで2コースへ。コンマ09のSを決めたが、エース機を手にする佐藤隆太郎(東京)は、隣の3コースからコンマ01のトップスタート。スリットから突き放され、1Mではまくりを食らい態勢を崩した。
レース後は「さすがに厳しかった…」と無念の表情。「佐藤さんはめちゃくちゃ出ていますね。ピッチングしていたというか、伸びへのつながりがすごそうでした」とパワー負けを喫した。ただ、「Sは入っていると思ったし、0台をいけて良かった」と手応えも残った。隠れF2でありながら、ここまでスリットで遅れる様子はなく、特に3日目はコンマ0台のSをマークした。
予選突破に向けて、2走14点条件という勝負駆けに「それを考えるとFを切ってしまうので、意識せず走ります」と定松。無欲の走りで連覇へ望みをつなげるか-。




