【オート】川口G2 地元の黒川京介が3年ぶり2回目の川口記念V「絶対に優勝したいと思っていた」
「川口記念・G2」(25日、川口)
地元のエース・黒川京介(26)=川口・33期=が8枠から好Sを決めて3周1角で抜け出し、3年ぶり2回目の大会制覇を飾った。G2は6回目、グレードレースは9回目の制覇。優勝は今年8回目で通算24回目。2着は佐藤励(川口)、3着には平田雅崇(川口)が入った。
選手の誰もがその速さを認める黒川が地元走路で圧倒的な強さを見せつけた。今年の川口成績は9節全て優出で優勝7回(5回が完全V)、2、3着が各1回。年間勝利49勝は2位の青山周平(伊勢崎、40勝)、3位の鈴木圭一郎(浜松、37勝)に大きく差を付けている。
レースは2枠の山際真介(川口)が谷島俊行(川口)を叩いて逃げたが、3番手から伸びた黒川が3周1角で山際を差して快勝。佐藤は5番手から4周1角で次位に浮上したが、黒川との差は詰まらず、約16メートル離されてのゴールだった。
「絶対に優勝したいと思っていました。試走で佐藤励君より強めだったので、エンジンは良かった。道中でオレンジ色っぽいのが来ていたので、全力グリップで行きました」と満面の笑み。
次走はG2・ミッドナイトチャンピオンカップ(29日~6月2日・山陽)に出場予定。地元の松尾啓史(山陽)らを相手に2節連続G2制覇を目指す。

