【オート】川口SG 篠崎実は2着でSG最年長勝利記録の更新ならず

 「オールスター・オートレース・SG」(29日、川口)

 “弾丸ミッキー”の呼び名で親しまれている篠崎実(76)=川口・9期=が、最終日3RでSG最年長勝利記録の更新を目指して出走。4番手から1周バックで2車を抜いて2番手に浮上し、逃げた遠藤誠(浜松)を猛追したが2着に敗れた。

 従来の記録は自身が昨年4月29日の飯塚SG・オールスター最終日3Rで達成した75歳2カ月4日。今年も全く同じ29日の最終日3Rで、ちょうど1年更新を目指したが惜しかった。「まあ、仕方ないよ。スタートで車が浮いて遅れたし。でも、2着はすごいだろう。選んでくれたファンの人たちに納得してもらえるレースを心がけている。来年も出たいね」と豪快に笑う。

 篠崎は1971年3月に選手登録でデビュー55年目。現役オートレーサーでは鈴木章夫(78歳8カ月、浜松)、上村敏明(76歳3カ月、浜松)に次ぐ3番目の年長者。戦歴も素晴らしくSGを2回、G1を8回、G2を6回制覇。1542勝は歴代5位だ。

 また、公営競技最年長優勝記録(73歳10カ月29日)、G1最年長優出記録(75歳2カ月16日)も保持。「応援してくれるファンがいる限りまだまだ頑張るよ」と常にハッスルプレーをし続けている“川口のスーパー爺さん”だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス