【ボート】多摩川SG デビューわずか4年7カ月でのSG優勝を狙う定松勇樹

 「ボートレースオールスター・SG」(25日、多摩川)

 予選トップ通過を決めた、登録番号5121の若武者・定松勇樹(23)=佐賀・125期・A1=が、準優12Rをインからコンマ12のSで圧逃。優勝戦の1号艇を勝ち取った。

 「朝起きてからは夢ではないかと思って出走表を見たら夢ではない。そこからジワジワと来て、吐きそうなくらい緊張した。ただ、敬礼してからは気楽に行けた気がするし冷静に立ち回れた。メンタル面でも余裕があったと思います」と準優までの1日を振り返った。

 今節は佐賀勢が、6人出場。4人が予選突破を果たし「がばい旋風」を巻き起こした。大将格の峰竜太(佐賀)には、前日宿舎で「この経験が今後の財産になる。俺がそうだった。悔いのないようにレースに行けと言われました。ありがたい言葉です」と感謝していた。

 デビューしたのが2019年11月。まだ4年と7カ月ばかり。SGに出場するのは昨年5月のボートレースオールスター(芦屋)と、今年3月のボートレースクラシック(戸田)だけで、今回が3節目だ。5月2日に23歳になったばかりで、もし勝てば、最年少SG制覇にはおよばないが、歴代4位となる年少記録だ。そして、いよいよ5000番台初のSGウイナーの誕生もかかる。

 「足は全部が良くて、自分の中では節イチだと思っている。選手になる時に夢を見ていた舞台で、走れるのはうれしい。自分は挑戦者なので、気持ちで負けないようにレースをしたい」と気合の走りでSGの称号を手に入れる。

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