「モーターボート大賞～Ｇ１・Ｇ２優出者バトル～・Ｇ２」が１４日から１９日まで、東京都のボートレース平和島で開催される。このＰＲのため、府中市ボートレース企業局の柏木茂永局長ら関係者が１０日、宮之原輝紀（２６）＝東京・１１８期・Ａ１＝を伴い東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。

　グレード制導入の８８年以降、意外にも当地でのＧ２開催は初めて。『ワザか　パワーか　スピードか』の大会キャッチコピーのもと、実績、個性の豊かな面々が集い、初日、２日目の１２ＲはＷドリームとして行われる。

　初日『トーキョー・ベイ・ドリーム』の１号艇に座るのが、東京支部の次世代エースとして大きな期待を集める宮之原。３月戸田のクラシックでＳＧ初優出（３着）を果たした若武者は、前節の多摩川一般戦を１０戦して８勝で優勝と勢い満点だ。

　今年後期の適用勝率も８・１３で２位タイと大躍進。「たまたまです」と謙遜しつつも、「プロペラをしっかりやり始めて、学べることが多く調整面でも上積みが出ている」と自己分析する。大田区出身で、平和島はまさしく“純地元”。「ドリームの１号艇に選んでいただいたので結果で恩返しをしたい。今年はＧ１、Ｇ２のビッグタイトルを獲りたいと思っています」と躍動を誓った。なお、売り上げ目標は４３億円に設定している。