「開設７２周年記念競走　Ｇ１・児島キングカップ」（４～９日・児島）の開催に先立ち、倉敷市モーターボート競走事業管理者の矢島薫氏らが２日、地元の岡山支部所属で同開催に出場する藤原啓史朗選手を伴って大阪市のデイリースポーツを訪れ、ＰＲを行った。

　春らんまんの児島に、全国の猛者が集結する。新年度のＧ１戦第１弾で主役を務めるのは、約３年ぶりの当地となるモンスター・峰竜太。しかし、迎え撃つ岡山勢も強力だ。エース格の茅原悠紀、女子戦線をけん引する守屋美穂、田口節子に加え、３月の当地・デイリー杯で優勝した藤原が地元Ｖへ全力投球する。

　「地元の記念は予選を突破したことがないので、今年は前検から頑張りたい。調子自体は悪くないし、平常心で臨みます！！」。そう意気込みを見せた藤原が躍動する水面バトルに加え、７日（日）予定の「ゆうちゃみトークショー」など場内イベントも盛りだくさん。地元選手に熱い声援を送りつつ、お花見気分を満喫してほしい。

　矢島管理者は「売上目標は６７億円。年度初めのＧ１だけに、児島からしっかり盛り上げていきたい」と抱負を語った。