「ＫＡＷＡＧＵＣＨＩ　ＡＵＴＯＲＡＣＥ　ＣＬＡＳＳＩＣ　２０２３」（２１日・川口）

　リーダーの森且行（４９）＝川口・２５期＝が川口オート開催２日目の７Ｒを快勝した。ファン感謝祭の今開催は、地元選手８２人が６チームに分かれて、団体戦と個人戦で優勝を争う“川口支部の運動会”のような大会で各チームには名称が付けられている。「元気もりもりチーム」のリーダーを務める森が、７Ｒで１番人気に応えた。

　「なんか、抜け出すまでのレース足はいいんですが、抜け出してから遅いなあ。上がりタイムも良くない。キャブはこのままでいくけど、ヘッド周りをもう少しやってみます。団体戦なので、とりあえず１本取れて良かった」と責任を果たしてホっとひと息。

　レース後に行われたウイニングランでは、ひもを引くとカチカチ目が替わるメガネをつけ、選手会の法被姿で登場。ファンに笑顔で手を振り、最後はメガネを外してさわやかなスマイルを見せた。

　「普段はできない格好だからね。お祭りでみんなからやってと言われたので」と苦笑いしていた。なお、森の活躍で、元気もりもりチームは、２日目終了時点で６チームのトップに立っている。

　元気もりもりチームのメンバーは、森且行、黒川京介、大木光、阿部剛士、山際真介、深谷輝、篠崎実、石井大輔、梅内幹雄、相馬康夫、信沢綾乃、渡辺稔、池田政和の１３人。