ベテラン熊沢重文 落馬負傷から1年ぶり実戦復帰「この場にいられることが幸せ」

 昨年2月26日の春麗ジャンプSで落馬負傷し、第2頸椎骨折で戦列を離れていたデビュー38年目の熊沢重文騎手(55)=栗東・フリー=が、19日の阪神競馬で約1年ぶりに実戦復帰した。

 7R(ダート1800メートル)で5番人気のハナキリに騎乗して9着。「バテず伸びずでしたけど、しぶとかった。病み上がりにはキツかった」と苦笑いを浮かべ、「乗り役は競馬に乗せてもらってナンボ。この場にいられることが幸せです」と、喜びをかみしめていた。

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