マーフィー 一時的に騎手免許返上 基準値上回るアルコール2度検出

 3年連続で英リーディングジョッキーに輝いたオイシン・マーフィー騎手(26)=愛国=が、リハビリのため一時的に騎手免許を返上したことが分かった。17日までに、レーシングポストなど欧米メディアが報じた。

 同騎手は21年、レース前の呼気検査で2度も基準値を上回るアルコールが検出され、騎乗停止処分に。また、20年9月に海外から帰国した際、コロナ対策の規定に違反し、自らの居場所について虚偽の報告を行っていた事例等を鑑みて、BHA(英国競馬統括機関)は一時的な免許停止を決定した。今後は医療のサポートなどを受けながら改善を目指していく。

 過去には、自身が服用していなかったものの、コカインの陽性反応が出たため、フランス競馬を統括するフランスギャロから19年12月から20年3月までの3カ月間、騎乗停止処分を科されたこともあった。

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