【フェブラリーS】テイエムサウスダン 闘魂点火 ブリンカー効果で最後まで集中

 「フェブラリーS・G1」(19日、東京)

 22年の2着馬テイエムサウスダンが15日、美浦坂路で一変ムードを漂わせた。前走の根岸Sが14着と大敗。精神面を敗因の一つと捉えた陣営は、闘魂を注入させるため追い切りでブリンカーを着用した。この一手が逆襲へのカンフル剤となるか。

 気持ち次第で大きく変わる。昨年の2着馬テイエムサウスダンが、根岸S14着からの巻き返しに燃えている。前走は好位で進めたものの、最後までエンジンが掛からず、ズルズルと後退してしまった。「非常にいい状態で出せたと思ったけど、馬の気持ちが途切れてしまった」と蛯名正師。これまでの実績から、前走が本来の能力でないことは明らかだ。

 今回の最重要課題は闘争心に火をつけること。その策の一つとして、小さいブリンカーを着用して追い切りに臨んだ。美浦坂路3頭併せの真ん中。テンから行く気を見せてグイグイ進み、4F53秒1-38秒5-12秒6を刻んでカランドゥーラ(5歳3勝クラス)に1馬身、シャーンゴッセ(3歳未勝利)には2馬身先着を果たした。

 騎乗したルメールが「最後まで集中していたし、動きはとても良かったです」と状態の良さを伝えれば、トレーナーも「気持ちの面のアプローチとしてブリンカーを着けました。集中力は最後まで続いていたようなので、良かったと思う」と納得の表情だ。本番で着用するかどうかはこれから決めることになるが、これがいいカンフル剤となりそうだ。

 指揮官にとって、今回はJRA・G1初挑戦となる。「僕自身、そして厩舎としてもG1の舞台に立たせてもらえるのは光栄なこと。このようなチャンスを頂けたので、いい競馬ができたらと思っています」と意気込む。カフェファラオの2着に食い込んだ22年の走りができれば、トップに輝けるだけの力はある。

 ◆時計を意識することなく、気持ちの面を重視した追い切りだった。前走の根岸S時と同様に、今回も最終リハは美浦坂路。前走時もしっかりと走れていたものの、今回はテンから行く気満々で、最後まで力強いフットワークで駆け抜けた。“前向きさ”という観点から見れば、前走からの変化は明らかだ。

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