角田和が調教騎乗再開&笠松で実戦復帰
10月2日の中京12Rで落馬し、左手首骨折で戦列を離れていた角田大和騎手(20)=栗東・角田=が2日、調教騎乗再開&実戦復帰を果たした。朝の栗東では「(手綱を)引っ張れるし、追っても痛くない。恐怖心もなく、特に問題ないですね」と汗を流し、万全をアピールした。
療養中はテレビで競馬を観戦し、「ずっと見ていましたよ。(坂井)瑠星さんが初G1を勝ったレースや、先週の天皇賞・秋が印象的でした」と刺激を受けた様子。「手が使えないのでバランスを崩したくなかった」と、考えながら普段通りのトレーニングを積み重ね、「何かあった時に頼れる古巣。自分の中で好きな場所です」という水口乗馬クラブにも足を運び、心身ともにオーバーホールした。
「リハビリという軽い気持ちで乗るつもりはない」。実戦復帰となった同日のYJS(笠松)は④⑨着と振るわなかったが、土日は福島での騎乗。春開催で毎週Vを挙げたみちのくで、復活ののろしを上げてみせる。(デイリースポーツ・山本裕貴)




