【菊花賞】2番人気アスクビクターモアがクラシック初制覇

 後続を振り切ったアスクビクターモア(左)=撮影・石湯恒介
 菊花賞を制したアスクビクターモア(奥)=撮影・石井剣太郎
 後続を振り切るアスクビクターモア(左端)=撮影・石湯恒介
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 「菊花賞・G1」(23日、阪神)

 2番人気のアスクビクターモアが2番手追走から早めに先頭に立ち、最後はボルドグフーシュの追い上げを鼻差でしのぎ切ってクラシック最後の1冠を手に入れた。勝ちタイムの3分2秒4はコースレコード。鞍上の田辺は16年安田記念(ロゴタイプ)以来のJRA・G1制覇で、クラシックは初V。2着は7番人気ボルドグフーシュ、3着には4番人気のジャスティンパレスが入り、1番人気に支持されたガイアフォースは8着に敗れた。

 田辺は「ペースは速いと思ったが、馬が力まないように気をつけた。瞬発力勝負よりも持久力勝負に分がある馬。最後は脚が上がり気味になったが、よくしのいでくれました。(ゴール直後は勝ったかどうか)ちょっと分からなかったですね。3分走った後で、自分も疲れていたので。最後の1冠を獲ることができたし、まだ若いので、これからもっともっとG1を勝ってほしいです」と喜んだ。

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