【神戸新聞杯】プラダリア動き俊敏 池添学師「このひと追いで変わる」勝って菊花賞へ

 「神戸新聞杯・G2」(25日、中京)

 秋の始動戦へ向けてピッチを上げてきた。ダービー5着馬プラダリアは14日、朝一番の栗東CWに登場。主戦の池添がまたがり、びっしりと負荷をかけられた。

 3日に帰厩して、今回が2度目の追い切り。池添学師の「先週はモタモタしていたので、息をピリッとさせたかった」という意図から、併走パートナーにはケイコ駆けするアジャストザルート(5歳3勝クラス)を選択。僚馬を前に見つつスタートすると、徐々に差を詰めて6F85秒7-37秒4-11秒1を計時。俊敏な脚さばきで最後は併入に持ち込んだ。

 「しまいの動きは良かったですね。このひと追いで変わるでしょう」と指揮官は納得の表情。担当の平野助手も「筋肉がピリッとして、これで息もできてくれるはず。夏はゆっくりしましたが、ジョッキーの感触も“緩んでいる感じはない”とのことでしたし、何も不安はありません」と予定通りを強調した。

 青葉賞から中3週で挑んだダービーはレコード決着の中、上位を占めた皐月賞組に食らいついて掲示板を確保。世代上位の力を示すには十分な走りだった。「菊花賞にピークを持って行きたい」とトレーナーが語るように、狙うは最後の1冠。王道トライアルを制して弾みをつける。

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