【POG】2歳新馬戦独断評価(4、5日) ダイヤモンドハンズが世代一番乗り
来年の3歳クラシックレースを目指して、今年も新馬戦がスタート。2歳新馬戦が4日(土)、5日(日)の東京、中京競馬で行われ計5頭が勝ち上がった。この世代の初勝利は4日の中京5Rを制したダイヤモンドハンズ(牡、栗東・池江)。今年産駒がデビューした新種牡馬サトノダイヤモンドのJRA初勝利となった。また、先週は同じく新種牡馬サトノクラウン、ミッキーロケットも産駒がJRA初勝利を挙げた。
先週の新馬勝ち馬評価一覧ノッキングポイント(牡、父モーリス、美浦・木村)
土曜東京5R・芝1600m、ルメール「いい勉強になりました。いいスタートを切って、我慢できて。その後もだんだんペースアップして、ゴールまで伸びてくれました。千六はちょうどいいですね。能力がありそうです」(レース評価A、将来性★★★★)
ダイヤモンドハンズ(牡、父サトノダイヤモンド、栗東・池江)土曜中京5R・芝1600m、福永「スタートは決して速くなかったけど、いいところで流れに乗れたし、最後もしっかりとかわしてくれました。芝の走りは良かったし、バランスのいい走りをする。ただ、距離は全然足りないし、もっと良くなるのは先。そんななかで勝てたのは評価できる」(B、★★★★)
モリアーナ(牝、父エピファネイア、美浦・武藤)日曜東京5R・芝1600m、武藤「ケイコどおりですね、折り合いさえつけばと、自信がありました。気持ちが前向きすぎるので、2戦目でそれがどうなるかですね。マイルがちょうどいいです」(B、★★★★)
クラックオブドーン(牡、父サトノクラウン、美浦・中舘)日曜東京6R・芝1400m、福永「スタートはもうひとつでしたが、二の脚でリカバリーしてくれました。初戦から動ける身のこなしをしていましたし、しっかり勝ち切ってくれました。いいスピードがありますね」(B、★★★)
ジョウショーホープ(牡、父ミッキーロケット、栗東・新谷)日曜中京5R・芝1400m、藤岡康「調教の動きが良かったですし、実戦でどうかと思っていましたが、よく動いてくれました。いい勝ち方。レースセンスが良く、気性も素直です。先々も良くなってくると思います」(B、★★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)