【競輪】内藤高裕が写真判定の接戦制してデイリー杯を優勝

 「デイリースポーツ杯・F2」(5日、立川)

 写真判定の末にデイリー杯をゲット-。最終日11Rで争われたA級1・2班戦の決勝は、地元の内藤高裕(33)=東京・96期・A1=が磯川勝裕(東京)マークから決め脚を発揮。タイヤ差で接戦を制し、今年2回目の優勝を飾った。2着は磯川、3着には荒木貴大(埼玉)が入った。

 写真判定で1着が確定すると、内藤は思わずスタンド前でガッツポーズ。「地元だし、優勝するつもりで来たのでうれしい」と喜びを表現した。

 地元トリオの先陣を切った磯川が、内藤-山本恵太郎(東京)を連れて打鐘から先行。「磯川君があそこまで行ってくれたし、後ろに恵太郎さんがいるので頑張れた。あとは誰か来たら仕事をするだけだった」と内藤はペースアップする中で、しっかり番手を追走。藤田周磨(埼玉)-荒木の中団まくりをけん制してから直線で前へ踏むと、タイヤ差かわして優勝をもぎ取った。

 これは磯川マークから直線突き抜けた3月前橋の優勝と同じ結果。今年2回目のV獲りも「ラインの結束」を強調した。

 来々期のS級復帰には「競走得点はいいけど、中止とかあってまだ本数が足りてない」とパワーは有り余っている。この勢いで、次走の松阪F2(14~16日)は連続Vを目指す。

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