【ボート】桐生G2 守屋美穂が豪快に4カドまくりで優勝 自身3回目のG2制覇

 レディースオールスターを制した守屋美穂
 レディースオールスターを制した守屋美穂
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 「レディースオールスター・G2」(27日、桐生)

 ファン投票1位の意地を見せた-。4号艇の守屋美穂(33)=岡山・101期・A1=が、4カドまくりを決めて1着。レディースオールスター初Vを飾り、賞金450万円を獲得した。初日ドリーム戦は1号艇で2着という悔しい思いをしたが、全てを挽回する会心の一撃だった。2着には6号艇の松尾夏海。人気を背負った1号艇の田口節子は3着に終わった。

 コンマ11のトップSからの豪快な4カドまくりで、守屋がレディースオールスター初Vを飾った。「今節は初日のドリーム戦(圧倒的人気を背負った1号艇で2着)とか、ふがいないレースがあった。最後に優勝できて本当に良かったです」と笑みを浮かべた。

 最終日は強風の影響で水面状況が悪化。1Rから安定板を着用しての2周戦という悪条件だったが、「板が外れた5日目は初動の掛かりがずっとこなかったけど、板が付いて良かった。乗り心地もすごく良かったです」とむしろ、悪い気象条件がいい方に向いて、守屋には何もが恵まれていた。

 今節は、ファン投票1位での参戦だった。前検からずっと多くの注目を集めたシリーズとなり、重圧もあったが「私はファンの応援が力になっている。頑張れた1節だと思います」と前を向いた。「今節は結果を残せたし100点です。ただ、もったいないレースも多いし、再度気を引き締め直して臨まないといけないなと思いました」という反省も忘れない。

 3月には、自身12回目となるSG戦、ボートレースクラシック(3月16~21日・大村)が控えている。SG戦では、これまで予選を突破したのは1回だけ。高い壁にはばまれてきた。今節よりも、より高いレベルでの戦いとなるが、再び強い思いを胸に秘めて活躍を誓った。

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