【ボート】江戸川のルーキーシリーズは吉川貴仁が2コース差しでV 「自信と収穫につながる」
「スカパー!・JLC杯 ルーキーシリーズ第3戦」(25日、江戸川)
最終日の12Rで優勝戦が行われ、吉川貴仁(28)=三重・118期・A2=が2コース差しを決めて快勝。昨年11月の蒲郡以来、通算4回目、江戸川では初の優勝を飾った。2着は馬場剛(東京)、3着は井上忠政(大阪)で3連単は2万円の高配当になった。
“まくり屋”吉川が冷静なハンドルさばきで快勝した。安定板装着・2周戦で行われた優勝戦。人気のイン井上が1Mで振り込んだところを一気に差し抜け、6コースから最内を差して続いた馬場を寄せ付けなかった。
「1Mはしっかり回れて前に出られた。エンジンが出ない中での優勝は自信と収穫につながる」とニッコリ。ルーキーシリーズを制し「ヤングダービーは今年が最後になるので勝率をクリアしたい」と次は頂点を狙う。
また、今期の勝率も目下、6・90台に。「自分は長期的な目標は立てず、次の一走一走に集中するだけ。でも、A1に戻ってまた記念に行きたい気持ちは持っている」と20年後期以来のA1復帰を見据えている。次回は3月3日から桐生一般戦に出場する。





