【阪急杯】グレイイングリーン 充実一途 池江師「控える競馬板についた」

 「阪急杯・G3」(27日、阪神)

 グレイイングリーンの最終追いの舞台は栗東CW。23日、単走でストライドを伸ばし、6F82秒4-38秒0-12秒1を計時した。「ちょっと最後は脚が上がっていましたね。欲を言えば、あと1週欲しいところですが」。見届けた池江師は動きをこう表現したが、近況の充実ぶりについては「控える競馬が板についてきましたね。千四は合っています」と大きな信頼を寄せる。

 7F戦はこれまで〈4120〉。抜群の安定感と言っていい。父はディープインパクト、母は14年サマースプリントシリーズ覇者リトルゲルダという良血。ピッチ走法だった母とは違って跳びが大きいが、スピードはしっかりと受け継ぎ、父からは瞬発力という武器を授かった。

 「前過ぎず、後ろ過ぎずというところで脚をためていければ」と指揮官。磨いてきたスタイルを貫いて、重賞タイトルを射抜く。

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