「クイーンズクライマックス・ＰＧ１」（２６日開幕、福岡）

　２８日のトライアル１回戦は、１１Ｒが【１】平高奈菜【２】守屋美穂【３】小野生奈【４】平山智加【５】寺田千恵【６】海野ゆかり。１２Ｒが【１】遠藤エミ【２】田口節子【３】渡辺優美【４】細川裕子【５】西村美智子【６】大山千広となっている。

　遠藤が堂々の主役を務める。今年の優勝は７回。８月には念願のレディースチャンピオン（浜名湖）を優勝した。１１月のレディースチャレンジカップ（多摩川）も制しており、第一人者の貫禄を見せている。史上初の“夏冬制覇”、そして４年ぶり２回目のティアラ戴冠を狙う。

　昨年覇者の平高が相手筆頭。今年の優勝は６回で実力的には遜色ない。大会連覇を成し遂げた前例はなく、チャンスは十分だ。

　一角崩すとすれば守屋。２月のレディースオールスター（芦屋）、レディースチャンピオン、レディースチャレンジカップでは優出していないが、タイトル奪取へあと一歩のところまできている。

　地元の福岡支部からは小野生奈、渡辺優美、大山千広の３人が参戦する。小野はレディースオールスターを優勝。地元では譲れないところだ。

　寺田は第１回から連続出場だが、大会制覇はまだない。田口は２０２２年前期適用勝率が女子１位。虎視たんたんと頂点を狙う。