【POG】アライバル帰厩 復帰戦が楽しみ(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

先週の阪神JFはサークルオブライフ(牝、国枝)が勝利。2着も関東馬ラブリイユアアイズ(牝、黒岩)が入り、関東馬のワンツーフィニッシュとなりました。ともに来年の目標はもちろん桜花賞(4月10日・阪神、芝1600m)。そこに向けてどういうローテを組むかはこれから検討するとのこと。美浦にとって明るい話題ですし、このまま来年も無事に活躍できることを願っています。

 それと2歳の話題ではありませんが、関東馬グローリーヴェイズが香港ヴァーズ2勝目を飾りました。POG当時に指名していた馬でもありますし、普段からお世話になっている尾関厩舎の管理馬が世界で活躍するのは素直にうれしいですね。新型コロナの影響で制限が続くなかではありますが、師は自主隔離を覚悟で現地に行っていました。お祝いのメールを送ると「行ったかいがありました」と返信。今は海外に行くだけでも覚悟を持たないといけない時代。覚悟の遠征だったと思います。本当におめでとうございました。

 新潟2歳Sで2着してから休養に入っていたアライバル(牡、栗田)が美浦に帰厩。最短で京成杯(1月16日・中山、芝2000m)を目標に調整されるとのこと。新潟2歳Sからは多くの活躍馬が出ていますし、当然アライバルの活躍も期待したいところですよね。楽しみです。同じレースにはホウオウプレミア(牡、奥村武)も出走を予定しており、こちらも美浦に帰厩済み。

 10月30日の東京未勝利戦を単勝1・2倍というダントツの人気で勝利していたインダストリア(牡、宮田)はジュニアC(1月5日・中山、芝1600m)に出走予定。

 シャケトラの半妹にあたるラスール(牝、藤沢和)はシンザン記念(1月9日・中京、芝1600m)へ。鞍上はルメール

 こちらも国枝厩舎の素質馬の一頭エリカヴィータ(牝)はフェアリーS(1月10日・中山、芝1600m)へ。先週の新馬を勝ったポケットシンデレラ(牝、青木)も同レースか菜の花賞(1月15日・中山、芝1600m)へ出走する予定。(馬三郎美浦支局・木村)

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