【競輪】松浦悠士が地元広島記念で完全V 年末のグランプリへ最高の弾み

 「ひろしまピースカップ・G3」(12日、広島)

 松浦悠士(31)=広島・98期・SS=が町田太我(広島)の番手から差し切って1着。8月松戸以来、通算13回目のG3制覇を地元バンクでの完全優勝で達成した。2着にはゴールまで粘った町田、3着に阿部拓真(宮城)が入った。

 主役がきっちりと期待に応えた。松浦が町田を差し切って地元記念で完全優勝。「(ファンに)たくさん来ていただいた。表彰式がないので、優勝した姿を見せたかった」とゴール後は1周多くウイニングランを行って声援に応えた。

 決勝は4車で並んだ地元勢が正攻法。突っ張ることができず打鐘で5番手になったが、4角で町田がまくり上げ、松浦はぴたりと追走。「後ろに阿部君が入ったのは分かっていたので、ギリギリまで待ってハンドル投げで差すイメージだった」と言葉通りにこん身のハンドル投げでVをつかみ取った。

 次走はいよいよKEIRINグランプリ(30日・静岡)。「しっかり調子を整えて、上げていけるように。(目標は)もちろん優勝」と3年ぶりの地元記念を最高の形で締めくくった松浦が年末の大一番へ向かう。

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