キセキ 有馬記念で引退、種牡馬へ 辻野師「有馬記念へ向けて全力を注ぎたい」
17年菊花賞馬キセキ(牡7歳、栗東・辻野)が、有馬記念(26日・中山)を最後に現役を引退し、北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬入りすることが30日までに決まった。
辻野師は「まずは有馬記念へ向けて全力を注ぎたい。そして無事にラストランを終えられればと思っています。私自身、キセキほどルーラーシップに似ている馬は見たことがありませんし、父のいいところをよく継いでくれた馬だと思っています。産駒にもそういういい部分が伝われば、大舞台で活躍する子が出てくると思います」とコメント。ラストランで、菊花賞以来となる約4年ぶりの白星を目指す。