【アルゼンチン共和国杯展望】連覇を狙うオーソリティが中心

 「アルゼンチン共和国杯・G2」(7日、東京)

 昨年の覇者オーソリティが中心を担う。天皇賞・春10着後に骨折が判明。休養を余儀なくされたが、順調に回復してきた。1週前には美浦Wで5F70秒0-11秒5をマークと、仕上がりは上々だ。東京はG2で2勝をマークするなど抜群の相性を誇るコース。連覇を果たして再びG1の舞台へ向かう。

 札幌記念で4着に善戦したマイネルウィルトス。中団のインでロスなく追走し、直線でもしぶとく脚を伸ばしたが、上位のG1馬3頭が強力過ぎた。それでも、勝ち馬から0秒4差なら悪くない。3走前の福島民報杯では、後続に1秒8差をつける圧勝劇を披露。地力強化が目覚ましく、V争いも十分だ。

 サトノソルタスのオールカマー6着は、発馬で遅れて後方からの競馬。直線では1、2着馬と同じメンバー最速タイの上がりで追い込んだが、道中の位置取りの差が明暗を分けた。ここまで重賞では2着2回、3着1回とあと一歩。そろそろ栄冠をつかみたい。

 丹頂S2着から臨むボスジラ。バテずにジリジリ伸びてくるタイプだけに、持久力勝負になりやすい東京芝2500メートル戦は悪くない舞台設定だ。ハンデ次第では馬券圏内突入も考えられる。

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