【POG】2歳戦独断評価(17日) 圧勝したデリカダの今後に期待

 16日(土)、17日(日)の東京、阪神、新潟競馬で2歳新馬戦が計10レース実施された。17日は5レースが行われ、阪神4Rでは逃げ馬を見ながら運んだデリカダ(牝、栗東・吉田)が、2着に3馬身半差、3着以下に大差をつけて圧勝。勝ちっぷりの良さが目立った。

17日の新馬勝ち馬評価一覧

デリカダ(牝、父パイロ、栗東・吉田)

 日曜阪神4R・ダート1800m、和田竜「攻め馬の段階から出来上がっていたし、癖のない馬でいい感触をつかんでいた。スタートが決まって楽にいいところが取れたし、外からまくられたときもひるむことなく上手に走っていた。息を入れるのも上手だし、センスが良くて脚力もあるから今後も楽しみ」(レース評価B、将来性★★★)

ペイシャフェリシテ(牝、父マクフィ、美浦・高橋裕)

 日曜東京5R・芝1400m、武士沢「調教から乗って、だんだんと良化しているのが分かっていました。気性が気性なので現状は千四がベターだけど、まだ良くなる余地はあるし、これからの成長に期待したいです」(C、★★★)

セルバーグ(牡、父エピファネイア、栗東・鈴木孝)

 日曜阪神5R・芝1600m、和田竜「返し馬の乗り味がよかったので、ケイコよりも動けそうだと思った。思ったよりも行きっぷりが良すぎて折り合いが付かなかったけど、あれでよく伸びたなぁと思う。ケイコはイレ込んでいたけど、ゲートまで落ち着いていた」(C、★★★)

ムーヴ(牡、父ラニ、美浦・池上)

 日曜東京4R・ダート1300m、菅原明「中団でうまくためられました。砂をかぶっても集中していたし、とても競馬がしやすかったです。直線はさばきながらの進路取りでしたが、馬が応えて頑張ってくれました」(C、★★)

ラインアルテア(牡、父ディープブリランテ、美浦・武藤)

日曜新潟5R・芝1200m、秋山稔「まだ若さを残しているような現状。今後は成長して行って、そのあたりが改善されてくれば」(C、★★)

(評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階)

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