日本初!自転車トラック「PIST6 チャンピオンシップ」10・2開幕

トロフィを前にPIST6のスタートを喜ぶ脇本雄太(左)、新田祐大=東京・原宿クエストホール(撮影・金田祐二)
国内最大級のミラーボールとレーザー照明で非日常空間を演出する(提供・PIST6 チャンピオンシップ) 
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 国際基準のルールに基づき行われる日本初の自転車トラックトーナメント「PIST(ピスト)6 チャンピオンシップ」の開幕発表会見が8日、都内で行われた。同トーナメントは10月2日から「千葉JPFドーム」で開催される。

 公営競技に新しい風が吹く。「PIST6 チャンピオンシップ」は千葉競輪場跡地に建設された「千葉JPFドーム」の木製板張りの1周250メートルの走路を舞台に行われる。

 1レース6周の6車立て。現行競輪にはない1選手が1日に2回レースに臨む「1日2走制」を導入し、五輪などと同じ自転車競技の国際ルールを採用。走行中のブロックなどで選手同士が接触しない、縦の動きだけで争う。

 土、日を中心に2日間の昼夜開催で年間100日程度施行。新型コロナウイルス対策で当面は無観客開催となるが、通常は観客を入れる。次世代の映像、レーザー照明などにより、非日常空間を演出し、スポーツエンターテインメントの要素も含んでいる。ドーム内には2000席があり、レギュラーシートは2000円、プレミアムシートは5000円。車券は全てインターネット投票での発売となる。

 この日の会見には、東京五輪の自転車競技に出場した脇本雄太、新田祐大が出席。脇本が「競技レベルがものすごく向上すると期待している。大きな影響があると思う」と話せば、新田も「これから自転車、スポーツに興味を持つ子供たちに、いいきっかけになるのではないか」と展望した。

 将来的には、東京五輪チームスプリント3位のメルバン・ランデルノー(フランス)、同スプリント4位のデニス・ドミトリエフ(ロシア)ら外国人選手の参加も検討されている。

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