【紫苑S】エクランドール 超抜リハ 手塚師「仕上がり良好」

 「紫苑S・G3」(11日、中山)

 良血馬が重賞初挑戦初Vを狙う。G1・3勝馬フィエールマンの全妹エクランドールが8日、兄譲りの超抜リハを披露。美浦Wで嶋田(レースはルメール)を背に機敏なフットワークを繰り出しながら、ゴルトベルク(4歳2勝クラス)と馬体を並べてフィニッシュした。

 5F68秒3-37秒5-11秒4の時計に、手塚師は「仕上がりは良好です。春とは違い、追い切りを重ねても体重が減らなくなった。体力がついてきたということでしょう。以前はWで動けなかったが、それも良くなっている」と成長を実感していた。

 1月にデビューすると、ここまで負け知らずの2連勝。指揮官は「常に兄と比較されてしまう馬。そういう点ではまだまだだが、重賞でも太刀打ちできそうな感触はある。今は毛ヅヤがいいし、体調も良さそう」と手応えを隠さない。白毛の桜花賞馬ソダシやダービー挑戦のサトノレイナスなど、強力布陣の3歳牝馬勢。秋の開幕とともに新星誕生を告げるか。

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