【札幌記念展望】白毛初のG1馬ソダシと国内外でG1V2ラヴズオンリーユーの一騎打ちムード

 「札幌記念・G2」(22日、札幌)

 北都を舞台に行われる“スーパーG2”。今年は白毛初のG1馬ソダシと国内外のG1を2勝しているラヴズオンリーユーの、牝馬2騎による一騎打ちムードだ。

 まずはソダシ。前走のオークス(8着)で初黒星を喫したが、その後の休養で心身ともにリフレッシュ。デビューの地・函館競馬場で順調に調整され、真っ白な馬体を弾ませている。「背が伸びたし、トモがしっかりとしてきた。精神面も大人になってきたね」と須貝師。気性的に距離短縮はプラス。重賞初制覇を果たした札幌で仕切り直しといく。

 迎え撃つラヴズオンリーユーも、函館で順調な乗り込みを消化。1週前は併せ馬で豪快に先着。仕上げに抜かりはない。「体重はあるが、太くはなくスッキリ見せている。中身が詰まった感じがするな」と矢作師。秋に予定されている米国遠征へ向けて、Vで弾みをつけたいところだ。

 18年有馬記念を制したブラストワンピースは、前走の鳴尾記念3着で復調の兆し。19年覇者が完全復活となるか。昨年2着のペルシアンナイトも得意の洋芝でV争いへ。重賞3勝馬ユーキャンスマイル、目黒記念を制したウインキートス、函館記念2着のアイスバブルらも、虎視たんたんと勝機をうかがう。

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