【宝塚記念】モズベッロ 一発ムード コズミの影響一切感じさせず 年を重ねさらに成長

 「宝塚記念・G1」(27日、阪神)

 2020年、単勝12番人気(106・1倍)で3着に食い込み、存在感を猛烈にアピールしてみせたモズベッロ。21年も伏兵という立場ではあるが、一発のムードが漂っている。

 重馬場の大阪杯(2着)は逃げたレイパパレこそとらえ切れなかったものの、20年の無敗3冠馬コントレイルや短距離女王グランアレグリアを後方から上がり最速でかわし去った。そのレースぶりから道悪巧者のイメージが強いが、「瞬発力があるので良馬場で走らせたい」と森田師。きれいな馬場なら、さらなるギアを解放できるとみている。

 25日の朝はゲート練習からプール調教を行い、決戦へ向けて態勢を整えた。厩舎での引き運動をじっくり見守った指揮官は「疲れもなくいい歩様。前肢の出が柔らかく、飛節の引き上げもいい。いい歩様を見ていたらうれしくなるね」と笑顔だ。13日に出たコズミの影響は一切感じさせず、「全体的な感じからすると3、4歳時に比べてトモにパワーがついている。特に太ももはすごくムキムキになっているね」と年を重ねての成長が著しい。

 ドリームレースで最多タイとなる7勝(宝塚記念3勝、有馬記念4勝)を挙げる池添も心強い存在だ。「前走は1枠1番だったが、ジョッキーがうまく外に出してくれたからね」。コンビで5戦して重賞1勝、G1・2着1回、3着1回。好相性の手綱で21年も波乱の立役者となる。

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