【POG】デビューは未定ながらも素質を感じさせたショウナンアデイブ(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)、塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。 

 函館出張中の筆者ですが、先週は4億7000万円(税抜き)という超高額馬リアド(牡、友道、父ディープインパクト、母タイタンクイーン)を目の当たりにすることができ、今週は5億1000万円(税抜き)とさらに高値が付いたショウナンアデイブ(牡、高野、父ディープインパクト、母シーヴ)が登場。リアドがディープらしいバネに長けたタイプならば、ショウナンアデイブは見栄えのするパワータイプ。まだ幼い面は残っているようですが、なかなか迫力があって素質を感じさせる馬でした。18日にゲート試験を合格して近日中にノーザンファーム空港へ放牧される予定。デビューに関してはまだ未定だそうです。

 12日の東京新馬戦は白毛馬ハイアムズビーチ(牝、萩原)が見事に勝利を収めましたね。3歳世代では同じ白毛のソダシが大活躍しましたが、この世代も旋風が巻き起こるのでしょうか。しかし、白毛馬の活躍もすっかり珍しくなくなってきましたね。シラユキヒメ系が名牝系と呼ばれる日も遠くないかもしれません。次走は未定とのこと。

 13日の東京新馬戦(芝1800m)を勝ったのはヴァーンフリート(牡、手塚)。直線では2着馬に並び掛けられましたが、そこからもうひと伸びしての勝利でした。まだまだ粗削りで、これから大人になってくればさらに良くなりそうですね。こちらも次走は決めずに放牧の予定。

 ブラストワンピースの全妹サンドレス(牝、大竹、父ハービンジャー、母ツルマルワンピース)はいったん放牧に出されることになったよう。

 パラレルヴィジョン(牡、国枝、父キズナ、母アールブリュット)は26日東京芝1800mの新馬戦にルメールで予定。6日の東京芝1600m(牝馬限定)の新馬戦で3着だったレディナビゲーター(牝、萩原)が美浦に帰厩。26日東京の未勝利戦(芝1600m)を予定している。近親にミッキークイーンがいるエルバリオ(牡、高野、父ドレフォン、母インナーアージ)も見栄えのする好馬体。26日か27日の札幌の芝1200mでデビューする予定。(馬三郎美浦支局・木村)

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