【競輪】芦沢大輔が2年9カ月ぶりの優勝 京王閣のデイリー杯を制覇

 「S市原カップ&デイリー杯」(3日、京王閣)

 開催最終日の11Rで決勝戦が行われ、芦沢大輔(39)=茨城・90期・S1=が2018年9月の弥彦F1以来、2年9カ月ぶりの優勝を果たした。先行した神山拓弥(栃木)の番手から、まくる藤原憲征(新潟)に切り替えて差し切った。2着は藤原、3着には阿部拓真が入った。

 芦沢が2年9カ月ぶりの優勝を手にした。「今場所は全部、神山君のおかげ。初日から競輪をしてくれた。決勝も前々に踏んでくれた。自分が優勝できたのは運が良かっただけ」と3日間連係した先導役をたたえた。

 今場所は全プロ記念競輪出場組が不在。「絶対に優勝」と心に決めて参戦した。決勝は最終ホームから先行した神山をマークし、直後の3番手からまくった藤原に最終バックで俊敏にスイッチし、ゴール前で差し脚を発揮した。

 「次は自分が競輪をしっかりしたい。勝ち負けも大事だが、車券を買って応援してくれるファンが納得できるレースをこれからもしていきたい」

 次走は7日から川崎F1に出走予定。コロナ禍で7車立ての単調なレースが多い現状だが、芦沢はラインを生かした競輪で盛り上げていくつもりだ。

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