【新潟大賞典】サンレイポケット重賞初制覇 最速タイの上がりでゴール前接戦制した

 「新潟大賞典・G3」(9日、新潟)

 3番人気のサンレイポケットがゴール前の追い比べを制し、重賞初Vを飾った。マイスタイルが1000メートル通過57秒1のペースで逃げる中、道中は後方11番手を追走。じっくりと脚を温存すると、メンバー最速タイの上がりで、馬群の中から力強く伸びて、必死に食い下がる1番人気のポタジェを首差しのいだ。

 2020年の小倉大賞典のカデナに続く重賞2勝目を挙げた鮫島駿は「各ジョッキーが馬場の外めを意識してレースをしていたが、この馬はパワーがあるので荒れた馬場もこなしてくれると思っていた。勝てて率直にうれしいです」と顔をくちゃくちゃにして喜んだ。

 高橋忠師もしてやったりの表情。「得意の左回りだし、ここ一本で狙っていたレース。状態は良かった。ジョッキーも調教で熱心に乗ってくれていたからね」と振り返り、「このあとはまだ考えていない。じっくり状態を見ながら次走を決めていきたい」とさらなる飛躍を楽しみにしていた。

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