【ボート】岡祐臣が桐生デイリー杯V 完璧な逃げで亡き義母にささげる今年初優勝

 「デイリースポーツ杯」(24日、桐生)

 1号艇の岡祐臣(37)=三重・93期・A1=が完璧な逃げを披露して1着。優勝は昨年5月浜名湖以来、通算では18回目。2着は1Mまくり差した3号艇の斉藤仁(東京)、3着は5号艇の北野輝季(愛知)だった。

 A1勝負で臨んだシリーズで岡が最高の結果を出した。優勝戦はインからの全速逃げで、危なげない勝ちっぷりだった。

 今節は前検から伸び加減で、エンジンは優勢だった。「舟足が良かったのが大きかった」と振り返る。準優を終えて、自らプレッシャーをかけたという。「準優がいい状態でレースができた。この準優の足をしていたら、しっかり勝ってこないと上の舞台で戦えない、と奮い立たせていた」。自信を持って、つかみ取った11カ月ぶりの優勝だった。

 今月6日に義母の北原美智子さんを56歳の若さで亡くしていた。「支えてくれていたので…。いい報告ができると思う」。義母に捧げる優勝。重圧から解放され、優しい表情で亡き義母への思いを伝えた。

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