【大阪杯展望】3冠馬コントレイルVS短距離女王グランアレグリア
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「大阪杯・G1」(4月4日、阪神)
昨年、無敗でクラシック3冠を成し遂げたコントレイルVS最優秀短距離馬に輝いたグランアレグリアの初対決に注目が集まる。
決戦を前に、コントレイルは栗東CWでの1週前追い切りで6F78秒6-37秒0-12秒4の超抜時計を記録。3頭併せで僚馬を圧倒し、順調な仕上がりをアピールした。騎乗した福永は「幅が出て体つきが変わってきた。動きも非常にいい」と好評価。適条件のここでは負けられない。
グランアレグリアも乗り込みは順調だ。ソフト調整だが、藤沢和師は「テンションが上がりやすいから、調教は物足りないぐらいでいい。徐々に気が乗ってくるんじゃないかな」と納得の表情。自慢の切れ味をフルに発揮し、スプリント~マイル~中距離の“3階級制覇”を目指す。
打倒コントレイルを掲げる同世代のライバル・サリオスも、逆転へ向けて虎視たんたん。デビューから無傷5連勝中の新星・レイパパレの走りも非常に興味深い。金鯱賞の覇者ギベオンや18年ダービー馬ワグネリアンが続く。