【競輪】広島G3 昨年のGPを制した和田健太郎が吐露「今すぐ脱ぎたい」

 「瀬戸の王子杯争奪戦in広島」(5日、広島)

 玉野競輪がリニューアル中とあって広島競輪に舞台を移して開催中の玉野記念。2日目の2次予選11Rで1着の和田健太郎(39)=千葉・87期・SS=が正直な気持ちを吐露した。

 KEIRINグランプリ2020(平塚)を制した和田。「今が頂点であとは転がり落ちるのをどこまで防げるか…」と自虐気味に口を開いた。

 12月26日まで着用する白いグランプリユニホームは「今すぐ脱ぎたいです」と言うほどの重圧を感じている。「ずっと1番車ですから(連係する自力型から)スタートを取ってと言われるんです。僕は苦手なので、松戸で発走台を借りてかなり練習しました」と苦労していることを明かした。

 2月の奈良記念で落車。その影響で背中などに痛みが残っておりパフォーマンスはやや低下しているものの、2次予選11Rでは黒沢征治(埼玉)マークから1着をゲット。「やっと抜けました」と笑みがこぼれた。

 6日は準決10Rに登場する和田。初日特選でも連係した山田英明(佐賀)マークから連勝をもくろむ。

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