【競輪】男子は桑名僚也、ガールズは西脇美唯奈が卒記チャンプ 待望のプロデビューは5月

 「卒業記念レース」(27日、日本競輪選手養成所)

 男子119期、ガールズ120期の「卒業記念レース」の決勝が27日、同所で行われた。男子決勝は桑名僚也(23)=埼玉=が優勝。ガールズ決勝は西脇美唯奈(19)=愛知=が制した。卒業式は3月1日に同所で行われ、5月にデビューする。

 桑名が鮮やかなまくりを披露した。最終2角4番手からダイナミックに踏み上げると持ち前のダッシュ力を生かして後続を突き放し、さっそうとゴールを駆け抜けた。

 「前団で構えて様子を見ながら、自力をちょっとでも出せればと思っていた。1着を取れたのでとても良かったと思います」と優勝の味をかみしめていた。

 埼玉には輪界屈指のオールラウンダーの平原康多が在籍。また森田優弥、黒沢征治、植原琢也ら若手有望株も多い。卒記チャンプに輝いた桑名にも大きな期待が寄せられる。

 「一つ一つのレースで1着が取れるように。ビッグレースでも勝てるような選手になりたい」と意気込みを示した。

 一方、ガールズは西脇が卒記女王の座に輝いた。最終2角からまくった内野の後位から直線で抜け出して1着。

 「決勝に乗れただけでもうれしかった。レースの展開を見ながらと思っていた」と振り返った。

 デビュー後の目標については「いつかはグランプリで優勝できるような選手になりたい」と抱負を語っていた。

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