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【中山記念】蛯名、ゴーフォザサミットで最後の最後に感動有終Vだ!武豊との絆は不変

 「中山記念・G2」(28日、中山)

 数多くのビッグレースを制した蛯名正義騎手(51)=美浦・フリー=が、今週の騎乗を最後にステッキを置く。今後は調教師に転身するが、トップジョッキーとして競馬界を引っ張ってきた輝かしい足跡は永く語り継がれるはず。中山記念にはゴーフォザサミットで参戦。歴戦のキャリアを生かし、感動の有終Vで締めくくる。

 一時代を築いた名手の騎乗も、今週でいよいよ見納めとなる。87年3月のデビュー以来、歴代4位のJRA通算2539勝(うちG1・26勝、先週終了時)。輝かしいジョッキー時代を送った蛯名が、34年間の現役生活に別れを告げる。

 「まだ実感はないけど、これがそう(引退ということ)なんだろうな。最後まで集中して乗りたいね」とラストライドを前に、率直な心境を語った。25回も騎乗しながら、ついに勝てなかったダービー。そして2度の凱旋門賞2着(99年エルコンドルパサー、10年ナカヤマフェスタ)。悲願は“第2ステージ”に持ち越しとなったが、もちろん立場は変わっても挑戦は続けていく。

 「乗り役になる前からずっと一緒。腐れ縁だよ」と表する武豊とは、同期のライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)した存在だ。「彼がいたから頑張れた部分はある。ユタカはまだ乗り役を続けるだろうし、もっと頑張ってもらいたいね。自分は違う道で頑張りたい」。来月にはそろって52歳になる。調教師と騎手という関係になっても、互いに認め合う同期の絆は不変だ。

 土日は計12鞍。中山記念のゴーフォザサミットがラスト重賞となる。水曜の最終追い切りにまたがり「馬のやる気は満々。いいケイコができたと思う」と手応えをつかむ。「最後の最後なんでね。何とかいい競馬を」。感動の有終Vへ。名手が最後に振るう、こん身のステッキを目に焼き付けたい。

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