「ダイヤモンドS・G3」(20日、東京)
三浦騎乗の7番人気グロンディオーズ(牡6歳、美浦・田村)が、デビュー10戦目にして待望の重賞初制覇を飾った。1番人気のオーソリティが2着、3着には2番人気ポンデザールが入った。
レースはブラックマジックの逃げで開幕。淡々としたペースで進み、最後の直線でオーソリティが好位から抜け出して後続を引き離しにかかるも、唯一外から差し脚を伸ばしたグロンディオーズが少しずつ差を詰めて、ゴール前でかわした。屈腱炎で1年8カ月の長期休養から復帰して5戦目。遅れてきた素質馬が、ついに念願のタイトルを獲得した。