【京都金杯】シュリ本格化!重賞奪取で飛躍の年へ 池江師「折り合いつくように」

 「京都金杯・G3」(1月5日、中京)

 準オープン→リステッドと連勝を決め、勢いに乗って重賞に挑むシュリ。出世に時間はかかったが、体質が強化されたことで、いよいよ本格化ムード。明け5歳のハーツクライ産駒が、タイトル奪取で飛躍の一年をスタートさせる。

 2連勝中の勢いに乗って、シュリがいよいよ重賞の舞台に立つ。デビューからここまで8戦して5勝、2着1回。連対を逃した2戦も5着に食い込み、掲示板を死守。安定感を保ちつつ、着実に階段を駆け上がってきた。

 「若い時は右トモに疲れが出やすく、使い込めませんでした。そういう弱いところがなくなってきましたからね」。体質が強化されてきたことで、今の充実ぶりがあると池江師は話す。4歳を終えた段階で、休養期間はトータル約21カ月。これまでは連戦に耐えられなかったが、本格化に伴い、目標を意識できるようになった。

 前走後は予定通り、この一戦に向けた調整をスタート。丹念に乗り込みを重ね、27日に栗東坂路で4F56秒2-13秒2を計時するなど、戦う準備を整えつつある。「折り合いがつくようになってきました。ここまではマイルを使ってきていますが、千八、二千と距離を延ばしていければ、と思っています」。

 まずは2勝を挙げる中京芝1600メートルに全力投球。結果を得た上で今後、指揮官は戦いの場を広げていくことを見据えている。3連勝で桶狭間のG3を勝ち抜き、さらなる高みへと飛躍する。

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